収納力抜群でオシャレなカフェのような家
収納力抜群でオシャレなカフェのような家
ナチュラルな雰囲気と大容量の収納を兼ね備えた理想的な家。居心地の良い空間には子育てママに嬉しい機能がいっぱいでした。
[ 札幌市 Cさん邸 ]
ご家族構成 |
ご夫婦+お子さま2人 |
完成 |
2016年7月 |
設計・施工 |
さとうホーム |
「何でもできますよ!」希望が全部叶った一言
お友だちが家を建て始めたので、新居に遊びに行くうちに一軒家に憧れるようになり、ちょうど子どもも大きくなって賃貸だと遊びまわる音が気になることや収納が少ないことが家を建てたいと思うきっかけになりました。主人が仕事の関係でさとうホームさんのことを知っていて家を建てるならさとうホームさんに頼みたいと言っていたので、私もホームページを見たり実際にオープンハウスに足を運んで、工務店ならではの家づくりのこだわりを実感して決めました。たくさん希望があったのですが、玄関も庇を付けるかギリギリまで悩んだり、鬼門の方角を避けたくて変則的にシューズクロークを斜めにして頂くなど、「何でもできますよ!」と対応して下さってとても満足しています。
奥さまこだわりの青い鎧戸と庇がオシャレな外観
思わず惚れ込んだ抜群の収納力
収納は多い方が良かったので大容量の床下収納はとにかく魅力的でした。14畳分もの広さがあって今は車のタイヤや節句飾りと買い置きのストックなどを置いていますが、前は五月人形も寝室の隅に置いていたくらいなので、収納場所は本当に重宝しています。これから子どもの成長につれて荷物が増えることを考えると、季節に合わせて物や服を収納できるのは嬉しいですね。他にも収納はいくつ作っても追加料金がかからないので、さとうホームさんに収納を作れる場所を全て教わり、間取り図を見ながら物の定位置を考えて大きさを測って、棚も固定と可動を組み合わせたり、各所に物干しパイプを付けたりとかなり自由にオーダーさせて頂いたおかげでとても快適です!
14畳という大容量の床下収納は、何処にしまおうかついつい悩みがちなシーズンオフの物を片付けるのに最適な場所。しっかりと施された基礎断熱と高気密性、特殊加工されたセラミック炭が床下に敷きこまれているおかげで湿気や臭いがこもることもなく、床下とは思えない程に暖かい空間。
幅が120cmもある開口部はタイヤなど大型の物も楽に出し入れが可能。キャンプ用品やスキーなども手軽に収納出来るというのも納得。
アーチ型にくり抜かれた入り口がオシャレな大容量のシューズクローク。ベビーカーやお外遊びグッズをしまえるほか、設置されたバーに傘もかけられて便利。
ユーティリティにもたくさん収納できる作り付けの棚を造作。家族みんなが使う場所だからママも大助かり。
主寝室にはウォークインクローゼットも設置。アーチ型の入り口がとても印象的。
実用性を兼ね備えたナチュラル空間
私の実家もナチュラルな雰囲気だったのでそうしたいなと思って、雑誌などを参考にしながらキッチン壁面の板壁や天井の付け梁にもこだわりました。玄関やトイレ、リビングの照明は自分でインターネットで調べたり、雰囲気に合う物を探すのも楽しかったですし、全体的に統一感が出るようにしました。両親がもともとアンティークや骨董品が好きなこともあり、家具はほとんど実家から貰ってきた物ばかりなんですが(笑)、遊びに来た友人からも「カフェみたい」と好評で嬉しいです。洗濯物をリビングに干すことが無いようにしたくて、リビングから見えない二階に干せる場所を作ったりと、デザインだけでなく家事がしやすくなったことも実感しています。
奥さまこだわりのキッチンの板壁は大工さんが実際に板を張って塗ってくれたもの。右手のすりガラス状の白い収納は標準仕様の食品庫。家中が暖かくても食品庫内は外気温を取り入れて温度と湿度を一定に保てるので、いつでも涼しく保存食の保管に最適。
ナチュラルな雰囲気に溶け込んでいる和室は、赤ちゃんのお世話やお昼寝、ご両親が宿泊する時にも大活躍。
洗濯物を干せる二階のフリースペース。窓側のカウンターはアイロンをかけることもできる奥さまお気に入りの場所。
フリースペース横にあるご主人の書斎スペース。背面にも作り付けの本棚があり、収納をしっかり確保。
日当たりの良さを重視して採光にこだわったという吹き抜け。明かり取りの窓の光も差し込んでとても明るく開放的。
階段上部の腰壁にくり抜かれたスリットから覗き込む息子さんの姿が可愛らしい。
主寝室の入り口正面にはアクセントとして少しシックな板壁風のクロスをチョイス。内装は全て奥さまが決められたのだそうで全体的がすっきりと統一されている印象。
二人のお子さんに合わせて、いずれ二つに仕切ることが可能な子ども部屋。アクセントクロスはナチュラルカラーの板壁風で優しい印象に。
ママ住まからの質問
Q.
工務店を選んだ理由は何ですか?
A.
地域密着型で安価なのに高品質な点
家は人生において大きな買い物ですし、誰もが知っているような大手のハウスメーカーは買う側にとって安心かもしれませんが、それゆえどうしても展示用のモデルハウスの建築や維持、人件費や宣伝に力に入れている分がコストに上乗せされているイメージがあって、初めから念頭に置いていませんでした。その代わり工務店はあまり知られていなかったり、そもそもどんな会社なのかが解らないところも多いと思うのですが、さとうホームさんは主人が優良な企業だと知っている安心感や、何より地域に根差していて価格は安く品質が高いところが非常に魅力的でした。
Q.
パパから見たさとうホームの魅力とは?
A.
技術の高い職人による耐震工法や断熱性の高い基礎構造
大手企業だと大工さんによって仕上がりが違うという話も聞いたりしていたので、本当に信頼している職人にしか依頼しないという姿勢や、何より建築途中で実際に大工さんに建築過程を見せて頂けて安心感がありましたね。皆さんとても良い方ばかりで、子どもにも優しくして下さって。ほかにも、しっかりとした断熱工法やホルムアルデヒド対策など健康に配慮した建材へのこだわり、シメール耐震工法など表からは見えない構造部分に特に力を入れているというのが非常に良かったです。
Q.
土地を選ぶ上で重視したことはありますか?
A.
実家に近い環境と利便性を重視
家を建てるにあたってさとうホームさんに土地探しもお願いしていたのですが、私の実家が遠いので主人の実家に近いところが良かったことと、主人の職場は車通勤が出来ないので地下鉄やJRなどの交通機関が良い場所を希望していました。あとはやはり子どもが居るので環境や治安が良いところが良くて、この地域は子育てがしやすくて人気と聞いて安心しました。タイミングが良かったこともあり、土地が決まってからは本当にスムーズに進みました。
Q.
イメージ通りの家を建てるコツなどはありますか?
A.
自分の「こうしたい!」を決めてぶれないこと
参考にしたのはインテリアの雑誌でした。友人に借りたり自分でも購入したりして何冊も用意して、気に入った物には付箋を貼って「こんな感じにしたい」と打ち合わせの時にも持って行ったり。写真はイメージを共有する上で相手に伝わりやすく、打ち合わせもとてもスムーズでした。また建築中に実際の建物を見て、変更したい部分が出た場合も快く対応してくれました。これから家を建てられる方も自分の中で「こうしたい!」という希望が決まったら、ぶれずにイメージを固めていくと良いと思います。私もたまにぶれたりしましたが(笑)・・・でもその方が形になった時に感動します!
Q.
オープンハウスやモデルハウスで参考にしたことは?
A.
実際に目で見られる場所として活用
さとうホームさんにお願いすることを決めてからもオープンハウスや他のモデルハウスを見ましたね。吹き抜けも「これは何畳分か」と実際に見て確認したり。結局、吹き抜け自体は3畳分で採光に関してはお任せしたのですが、階段部分と合わせるとかなり広く明るくて満足しています。内装も最初から青を使おうと決めていたわけではなくて、ドアの実物が可愛かったので青にしました。部屋のドアは青、壁や天井、収納などの扉は白、玄関と水回りはテラコッタと決めて、玄関のタイルのほかキッチンとユーティリティやトイレにはテラコッタタイル風のクッションフロアにするなど、あまり多くの色を使いたくなかったので三色にして統一感を出しました。
取材に伺ったママ住まサポーターの感想
ママ住まサポーター 星桃子
「カフェみたい」というご友人の感想に思わず納得!奥さまのセンスが細部まで行き届いてオシャレなのはもちろん、ご夫婦おふたりの穏やかな空気と馴染んでいてとても居心地の良い空間でした。しかも見た目が素敵なだけでなく、床下を始め随所に設けられた収納の数々や耐震構造などの機能がしっかりと兼ね備えられていたり、健康にも配慮された建材と敷きこまれているセラミック炭でアレルギーへの対応がされているというのは、まだまだ小さな子どもが居る家庭の悩みを解消すると同時に、「可愛く見えて実は凄い!」という主婦ゴコロをくすぐるポイントだなと思いました(笑)。
なおお邪魔したのは真冬日だったのですが、標準仕様で床暖房がついていて、断熱がしっかりしているので部屋間の温度差も少なく、3歳の息子さんは裸足で走り回っているほど足元もポカポカでした。
ちなみに家の好きなところを息子さんに尋ねたところ「したとうえ!」と全てに満足な一言に、オーナーの希望を隅々まで取り入れて「一つとして同じ家を作っていない」というさとうホームさんが創業以来50年、地域に根差した工務店として研究してこられた家づくりへの姿勢を感じました。