子どもを育む住まい
子どもを育む住まい
立地も家も、子どものことを第一に考えて。その成長とともに、スペースの使い方を容易に変えられる柔軟性も備えました。
[ 札幌市 Oさん邸 ]
ご家族構成 |
ご夫婦+お子さま2人 |
完成 |
2008年9月 |
設計・施工 |
積水ハウス |
稚内転勤中に、札幌の土地探しをスタート
転勤族なんですが、娘の入園時期に合わせて家を建てたいと思っていたんです。土地は、主人が単身赴任になっても心強いように、札幌の私の実家近くで探しました。そのときもちょうど転勤で稚内に住んでいたので、ネットで検索したり帰省したときに見たり、モデルハウスにも出かけていました。積水ハウスの家は印象がよかったですよ。土地についても「いい物件がみつかったらお知らせします」と言っていただいて。そうしたら、希望の場所で90坪の土地が見つかったんです。自力で探していたルートからは入ってきていなかった情報だったので、本当によかったです!
ツートンカラーと壁の凹凸感で表情ある外観
4つの希望を柱に家づくり
プランではまず、仏壇が家族から孤立して仏様がさみしくならないように、リビングとつながる場所に置きたいこと。そして、リビングに階段があること。それと、私の目の届くところで子どもを遊ばせたいこと。さらに当時は娘1人でしたが、2人に増えても1人のままでも使いやすいように、子ども部屋は完全に仕切らずにおきたいという4つの希望を出しました。キッチンとリビングの間に配置した遊ぶスペースは、床を高く上げたぶん下が収納という点でも重宝。2階の子ども部屋は可動式のクローゼットで必要なときに仕切れるようになっていて、こちらも先々まで便利に使えると思いますよ。
子どもが腰掛けるのにもちょうどいい高さ
床を高くした遊び場の下はたっぷりの収納
家具もおしゃれで、落ち着いた雰囲気のリビング
子どもならずとも、のぞきたくなる四角い穴
姉弟、かわいらしく机を並べて
木馬にもなるイスが楽しい
2階のホール的なスペースは絵本コーナー
ママとお話も、お手伝いもしやすいセッティング
2階子ども部屋に置かれた、可動式のクローゼット
動かせば、簡単に2部屋に仕切れる
毎日の食事はキッチンカウンターで
わが家にはダイニングテーブルがありません。普段の食事はキッチンカウンターでするスタイルが、食事の時間帯がまちまちなわが家にはいいと思ったからです。家族そろって食卓を囲めるときは和室を使えばいいですしね。小学1年生になった娘はここで宿題をすることが多いですし、お手伝いもよくしてくれます。キッチンはグレードを下げることも一瞬考えましたが、イイのを見ちゃうとダメですね(笑)。見た目も掃除のしやすさも、妥協していたら今の満足感はなかったでしょうね。
奥さんお気に入りのキッチン
ユーティリティの天井には電動物干しも
普段の食事は広々としたキッチンカウンターで
リビング隣、仏壇のある和室。家族みんなで鍋などをするときは、こちらで
ママ住まからの質問
Q.
稚内で、札幌の家づくりを考えるのに役立ったことは?
A.
インターネット、担当者と設計の人が来てくれたこと。
土地情報は知り合いの不動産会社のほか、インターネットでも探しました。一番大きかったのは、積水ハウスの担当者と設計の方が稚内まで来てくださったことですね。遠方だし、こちらから足を運ぶものだと思っていたので、まさか!という感じでした(笑)。基本になるプランを持ってきてくれて、その場で簡単な設計図を書いてくださったり、希望に沿った提案もイメージ的に確認できました。
Q.
提案で特に気に入った点はなんでしたか?
A.
下が収納の遊び場、間仕切り、仏壇の扉。
希望に対する提案はどれも納得です。「遊びのスペースの床をより高くすると下に収納が取れますよ」と設計の方から提案いただいたとおり、引き出し式の収納の中はオモチャでぎっしり。リビングとの間にほしいと思っていた視線を外す間仕切りも、四角い穴があいたデザインで圧迫感がありません。子ども部屋には可動式の間仕切り兼クローゼットを置いていただいたので、将来的に工事の手間もいりません。仏間は観音開きではなくクローゼットの扉のようにすっきりしたデザインで、仏間然としていないのが気に入ってます。
Q.
お子さんたちは、遊び場でどう過ごしていますか?
A.
上の子はオモチャを持って友達と2階へ、2歳の息子はココがテリトリー。
オモチャはもちろんですが、リビングとの間の間仕切りにあいている四角い穴からキッチンにいる私の方をのぞいてみたり(笑)、2歳の息子は大体この遊び場にいますね。娘も家を建てた頃はそんな感じで遊んでいましたけれど、今はお友達と遊ぶことも多いので、そのときはオモチャを持って2階の子ども部屋で遊んでいます。
Q.
家事面で使いやすいと思う部分はどこですか?
A.
掃除のしやすいキッチン、電動物干し、動線。
キッチンはオフホワイトの少しグレードの高いものにしました。色はもちろん、汚れもひと拭きで取れて掃除しやすく収納も充実しているので、よかったですね。ゆったりしたユーティリティには電動で上げ下げできる物干しも付けていただきました。ユーティリティは浴室とキッチンの間にあって動線もよく、とても家事がしやすいんです。
Q.
建物以外で、積水ハウスにしてよかったことは?
A.
迅速なアフターメンテナンス、オーナーイベント。
アフターフォローについては、ちょっとお話ししただけでもすぐに飛んできてくれるので、主人も私も安心しています。何も言っていないときでも、近くを通ると「どうですか?」と寄ってくださったり。オーナーイベントも開かれていて、住宅購入者とのつながりを大切にしてくれる会社だなぁと感じています。
取材に伺ったママ住まサポーターの感想
ママ住まサポーター 山口かおり
遊び場や子ども部屋、2階ホールの絵本コーナーなど、子どもたちの空間がとても楽しげでした。実際、お子さんたちもオウチが大好き!と体で表現してくれてましたね。Oさん宅の優れているところは、子どもが成長して独立した後も遊び場は小上がり的にご夫婦で楽しめるし、子ども部屋は書斎や趣味室に使えるなど、将来の変化が想像できること。かなり先の話でしょうけれどね(笑)。