【Special Thanks】
ミライエホーム マイホームセンター札幌会場内モデルハウス
WEB:http://www.miraye.co.jp/
北海道セキスイハイム マイホームセンター札幌会場内モデルハウス
WEB:http://www.hokkaido-heim.com/
住友林業 マイホームセンター森林公園会場内モデルハウス
WEB:http://sfc.jp/
住宅に和室を設ける目的は大きく分けて二つ。一つは、居室として普段使いするため。もう一つは、お客様をおもてなしするためです。最近ではその両方の要素を兼ね備えたデザイン性の高い「和モダン」な和室が増えてきました。各住宅メーカーで、提案の仕方は様々ですが、開放感があり、且つ様々な用途に対応できる空間が好まれる傾向があるように思います。
キッチン、リビングの横に和室を設けることで、客間としてはもちろん、いつもと違う雰囲気でご飯を楽しめそうです。
ポイントは、和室特有の襖(ふすま)ではなく写真下のような半透明素材のパーテーションを採用することで、空間に奥行を持たせながらも、程よくプライバシーを守れる個室としても使用できるところ。
また、天井にかかる曲線の美しさや、和室ならではの色使いと素材、地窓(床に近い窓)も注目です。
外からの目線を気にすることなくガーデンのグリーンを楽しめます。
普段は開けっ放しにしておくことで、リビングと空間がつながり、室内が広く見えます。
来客時に客間としての利用だけではなく、リビングにお迎えしても、奥まで見せたくない時は目隠しに。
家の真ん中に開放的な畳のスペースをレイアウトしたこちらの空間。壁やドアをできるだけ取り払い、家全体をひとつの空間として設計されています。和空間を中心に置く間取りというのは大胆ではありますが、子どもの遊び場、リビング以外の第2のくつろぎの場所、客間など、様々な用途を持たせ、生活動線や住まう人の動きを意識したならば、使う頻度の高い空間にすることができます。
例えば、ここで遊ぶ子どもの様子を、キッチンで料理をしていても、リビングでくつろいでいても、子どもの声が聞こえ、目を合わせて会話できると、ママも安心です。
一風変わって、壁一面を窓にしたこちらの空間は、和の醍醐味を全面から感じるデザイン。
和室の窓には、地窓や雪見障子のように、外の景色をそのまま額縁として、季節が移り変わる様子を愉しむという何とも味わい深い要素があります。
長い時間を過ごしたくなる場所だからこそ、様々な工夫を取り入れたいもの。床材には無垢材を使用。冬に素足で歩いても冷たく感じません。
テーブルの下は掘りごたつになっているので、椅子の生活に慣れ親しんだ世代でも、長時間過ごすことができます。
まさに、生活をより豊かにしたいと考える大人の為の、贅沢空間です。
和モダンな空間づくりの、マネしたいポイント
<照明>
和モダンな空間を演出するにはいくつかポイントがあります。中でも、実践しやすいのが照明。和紙や竹などの自然素材を使った照明器具を取り入れると、雰囲気が高まります。人気の和紙を使った照明には、ペンダントタイプもありますが、目線の低い位置に灯りがあると、和みの雰囲気を演出しやすくなるので、置き型タイプもオススメです。
あたたかい色味の電球色を使うと、より落ち着いた空間づくりができます
小上がりの床下を照らす意匠もマネしたいですね。
<畳>
最近の和空間には、縁のない「琉球畳」が多く採用されています。琉球畳は、正方形の畳を、網目の方向を変えて並べた人気のデザイン。素材もイ草ではなく、プラスチック系の素材(ポリプロピレン製)が主流になっているようです。一般的なイ草の畳に比べ、採用時のコストは、やや高めではありますが、様々な用途での生活やデザイン性を考慮すると、十分に検討できると思います。
セキスイハイムが開発した畳は、ポリプロピレン製でありながら、イ草本来の弾力性や調湿性などに加え、しょうゆなどをこぼしてもシミになりにくい、ダニもつきにくいなど、また、イ草の畳ではできない網目のデザイン種類も豊富。様々な空間を生み出すことができる素材です。
やってしまいがちな失敗。
今回は、様々なタイプのモデルハウスを事例としてご紹介していきました。モデルハウスの見学時、つい、やってしまいがちなのが、畳の部屋にも、スリッパのまま入ってしまうというケース。フローリングと同じように、段差のないフラットな空間である場合は特に、注意しましょう。きちんとスリッパまで揃えられたなら、子どもからもママすごいね!なんて言われるかも!?