庭のある生活を楽しもう!

庭のある生活を楽しもう!

一軒家を持ちたいと考える人の多くが憧れる庭のある暮らし。最近は第2のリビングといわれるくらいこだわる方も多いとか。でも家を建てて庭も作るとなると費用もかさむし、自分でやるには何から手をつけていいのやら。しかも庭はできても花を種類はよくわからないし・・・。今回は失敗しない庭づくりのためにどこからはじめたらいいのか、手入れが簡単な草花などを紹介します。
■自分で作る?プロに頼む?

プロに頼むのはきちんとイメージを伝えると本当に素敵な庭が出来上がります。でも気になるのは予算。デザインに凝ればやはり費用もぐんと上がります。最初から庭用に予算を組んでおくといいです。自分でつくるのはやはり費用が格安で済むのが最大のメリット。それでもインターロッキングなどを取り入れると材料代などを含めて数十万円はかかる場合もあるのでご注意を!

プロの造園
メリット イメージ通りの庭を作ってもらえる
デメリット 費用がかなりかかる
自分で作る庭
メリット 費用が安く済む。庭づくりも思い出になる
デメリット 掘削作業や水平をとる作業など素人では難しい作業がある、作った時にはきれいでも雪などで時間が経つとひずみができたりすることがある
どちらにしてもいい点も悪い点があります。
掘削や地ならし、シンボルツリーなどの植栽など自分でやるには大変なことはプロに頼み、レンガを並べる、小道を作る、花壇を作る、お花を植えるなどの作業は自分ですることで費用を予算内に抑えつつ、理想の庭に近づけることができるようです。
■あなたは庭で何がしたいのですか?

庭を作ってそこで何がしたいかによって、庭の形はだいぶ変わってきます。そしてその庭があなたのライフスタイルに合っているかも考えましょう。忙しいご夫婦なのにたくさん雑草が生える庭の形ではせっかくの庭が悩みの原因になってしまうかも。
庭でしたいことがイメージできたら、そのイメージを書いてみましょう。字で書き出してもいいですが、おすすめは夢ノートのお庭プランニングシートを使って図で書いてみましょう。素敵な庭の見取り図などが載っている本を参考にするといいですよ。花を植えようと思っている場合は、とりあえずどんな色のものがいいのか色を塗ってみるとわかりやすくなります。

■宿根草やハーブを上手に取り入れよう

ガーデニングを始めるとよく聞く一年草や宿根草。

一年草花  →  

宿根草花  →  

基本的に越冬をしない草花。ガーベラなど色鮮やかな花が多い。

一度植えると越冬して毎年花などをつける。株も増えていく。
比較的淡い色のものが多い。ロシアンセージなど。
二年草、球根草花なども含まれる。
チューリップ(球根)やコスモスやパンジーなど(二年草)

この宿根草花をうまく取り入れると植え替えをしなくても毎年開花時期に花を楽しめるのでおすすめ。宿根草は葉色が変わっているものも多いので、取り入れるとグラスガーデン(葉の色を楽しむガーデン)としても楽しめます。ハーブをとても強い植物なので、一緒に組み合わせると香りもよく比較的扱いやすいガーデンとしておすすめです。

■おすすめ植物
タイム

タイム
草丈が低いのでグランドカバーとして雑草の繁茂予防として使うとよい。

ラムズイヤー

ラムズイヤー
葉がベルベットのような手触りで変わっているので、一目置かれる存在です。葉だけでなく初夏に花も楽しめます。

ラベンダー

ラベンダー
北海道では定番のラベンダーも手入れが簡単。夏にはラベンダーのいい香りが漂います。

まとめ

庭といってもウッドデッキの庭や屋上庭園など今や形は様々。家族がどう庭を使いたいのかを明確にすることが庭づくりの一番の成功のカギだと思います。一軒家ならではの庭のある暮らしをぜひ楽しんでください。

サポーター/やまみち
5歳の息子と夫の3人家族。4年前にこだわり満載の注文住宅を購入し、2年前に庭造りの経験のある実家の父と協力しながら念願のティータイムが楽しめる庭を作りました。今は四季折々の花と家庭菜園を楽しみつつ、雑草と戦う日々です。