第27回 自分の好みを知ろう!②

20160818_01前回に引き続き、「好み」のお話です。
インテリアやファブリックの色の話題になりますと、どうしても「赤」「緑」と色の名前の話に比重がおかれがちなものです。しかし、同じ緑でもフレッシュな若葉の色と、落ち着いた畳の色、ディープな松葉色ではニュアンスがまったく違います。
今回はこの色の調子、トーンのお話です。貴女の好みのイメージは、どんなトーンに近いでしょう?

イメージ語から探す

今回は、1、2、3、4の、4つの語群を用意してみました。
自分の好みに近い、ピンとくるワードが一番多いのは、どのグループでしょう?
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どのグループがマッチしましたか?

なかなか、絞るのは難しいかもしれませんが、ご自身にとって一番しっくりくる空間をイメージしてみてください。難しいようでしたら、一つの空間だけにしぼって、リビング、玄関、寝室、書斎……など、を頭に思い描きながら言葉を選ばれるのもよいかもしれませんね。

オススメの色み

好みのイメージの空間を作るのに、オススメな色のトーンをご紹介していきます。

1グループが好きな方→明度、彩度の高いビビッドな色使いがオススメです。
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2グループが好きな方→明度が高い、パステルカラーがオススメです。
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3グループが好きな方→彩度を低めにおさえたナチュラルカラーがオススメです。
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4グループが好きな方→明度と彩度を低めにおさえたディープカラーがオススメです。
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まとめ

いかがでしたでしょうか?
前回の好みのカラーと組み合わせて、A-1グループの方は「暖色系でビビッドカラー」、B-4グループの方は「寒色系でディープカラー」など、オススメのカラーを、色み+トーンでより具体的に知ることができます。
さて、次回は、このカラーグループにさらに「柄」のお話をプラスしていきたいと思います。花柄ひとつにしても、ダイナミックな北欧柄なのか、可憐な小花柄なのか……。ファブリックやインテリア選びに欠かせない、「柄」の話題になります。どうぞお楽しみに!

アズマ レイコ

プロフィール
アズマ レイコ / カラーコーディネーター

2003年に函館でカラーサロンをオープン。パーソナルカラー・パーソナルスタイル診断の他、色彩心理のセミナー、講座を開講。結婚後の転勤で、2007年から札幌での活動を始める。『HappyColorLife』主催。AFT1級カラーコーディネーター。2児の母。

イントロダクション
色彩の知識を、楽しく!わかりやすく!使える形で!お伝えすることをモットーにカラーコーディネーターとして活動しています。色彩は生活に密着した、生活を彩る要素です。このコラムでは、生活に役立つ色彩のマメ知識をお届けできればと思っています。楽しく賢く色彩のパワーを利用してみましょう!