フォーシーズンカラーのレッスンの、最終回です。
今回は、おさらいとして実践テストをしてみたいと思います。パッと見て色の分類ができれば、インテリアでの色選びだけでなく、服、メイク用品、ヘアカラーなどのファッションアイテムを選ぶ時にも大活躍!
なんとなく、や、雰囲気、ではなく、理論的な基準を持つことで、色のセレクトにも自信が持てます。
これまでのフォーシーズンカラーレッスンの情報を使って、チャレンジしてみてください!
それぞれ、春、夏、秋、冬、のフォーシーズンカラーに分類してみましょう!
【Q.1】
【Q.2】
【Q.1】
<イエローベースORブルーベース>
青の場合は、隣り合う色が『緑』OR『紫』なので、「緑っぽい青」か「紫っぽい青」か、で区別しましょう。緑っぽい青が温かい色でイエローベース。紫っぽい青が冷たい色でブルーベースです。
番号でいうと、1.3.4.8がイエローベース。2.5.6.7がブルーベースです。
<明るいOR暗い>
明るい色は、春、夏。暗い色は秋、冬です。
明るい色は、2.3.5.8。暗い色は、1.4.6.7になります。
<清OR濁>
この中で濁色は1と5です。ブルーベースであれば夏。イエローベースであれば秋に分類されます。
【Q.2】
<イエローベースORブルーベース>
赤の場合は、隣り合う色が『オレンジ』OR『紫』なので、「オレンジっぽい赤」か「紫っぽい赤」か、で区別しましょう。オレンジっぽい色が温かい色でイエローベース。紫っぽい赤が冷たい色でブルーベースです。
番号でいうと、1.4.5.8がイエローベース。2.3.6.7がブルーベースです。
<明るいOR暗い>
明るい色は、春、夏。暗い色は秋、冬です。
明るい色は、1.2.3.5。暗い色は、4.6.7.8になります。
<清OR濁>
この中で濁色は2と4です。ブルーベースであれば夏。イエローベースであれば秋に分類されます。
【Q.1】
【Q.2】
実践テスト、いかがでしたでしょうか?
フォーシーズンカラーレッスンは、以上で終了です。
色の分類は、理屈さえわかれば誰でも簡単にできます。あなたの家には、どのシーズンの色が多いですか?
生活の中の様々な場面で、色を選ぶ機会はたくさんあります。
春の明るさ、夏の上品さ、秋の華やかさ、冬のシャープさ。好みのカラーを選ぶことで、インテリアやファッションに統一感が生まれます。
ぜひ、日常生活に活かしてみてください!
プロフィール
アズマ レイコ / カラーコーディネーター
2003年に函館でカラーサロンをオープン。パーソナルカラー・パーソナルスタイル診断の他、色彩心理のセミナー、講座を開講。結婚後の転勤で、2007年から札幌での活動を始める。『HappyColorLife』主催。AFT1級カラーコーディネーター。2児の母。
イントロダクション
色彩の知識を、楽しく!わかりやすく!使える形で!お伝えすることをモットーにカラーコーディネーターとして活動しています。色彩は生活に密着した、生活を彩る要素です。このコラムでは、生活に役立つ色彩のマメ知識をお届けできればと思っています。楽しく賢く色彩のパワーを利用してみましょう!