第1回 春は整理のチャンス!!

早速ですが、片付けが苦手な方って、沢山、いらっしゃいますよね。春は何かを始めるのに、絶好のチャンスシーズンです。何の?って、もちろん、整理のチャンスです!!!転勤、引っ越し、卒業、入学・・・。季節の節目だからこそ、持っているモノの在庫チェック必要です。例えば、お子さんの幼稚園の作品や道具、園服等もこの機会に見直して下さいね。

整理の基本その1:まずはモノを減らして下さい。

片付かない人の生活習慣ですが、特徴はモノを必要以上に持っています。例えば、太っている人の生活習慣は必要以上に食べて、身体にカロリーを貯め込みます。カロリーを減らす努力を怠れば、身体はどんどん肥大する一方です。

モノも同じ原理です。家にはどんどん、モノが持ち込まれて貯め込まれていきます。モノを一定量に保つためには入ったモノの分と同量のモノを家の外に出して行かなければならないのです。そう!モノにもダイエットが必要なのです。

減らすためにはまず、使っていないモノを見つけて下さい。この時、間違ってはいけない重要なポイントがあります。「使える」か「使えないか」で判断してはダメですよ。必ず、「使っている」か「使っていないか」で分けて下さいね。「使えるモノ」と「使っているモノ」では全く意味が違います。まだ使えるモノをむやみに捨てるのは、もちろん勿体ないことです。でも、こういう考え方もあります。使わないモノを取っておくことは場所の無駄遣いにもなります。収納スペース足りなくなっていませんか?生活空間にモノが氾濫し、煩雑に見えていませんか?判断基準としては1年に1度も使っていないものは「使っていないもの」に入るでしょう。

萩中 留美子

プロフィール
萩中 留美子 / 公認整理収納アドバイザー

札幌出身。短大卒業後をニトリに入社、販売員を経て単身渡米。カレッジにてインテリアデザインを専攻し、学位取得。帰国後、インテリア・住宅関連等の仕事に従事し、2008年に独立、PIC & Designを設立。現在、公認整理収納アドバイザーとして講演活動や「汚宅」の片付け業務に携わる。道新文化教室(千歳)、経専北海道観光専門学校、経専調理製菓専門学校にて講師担当。

イントロダクション
短大を卒業してからニトリに入社し、販売員を経て単身渡米しました。アメリカの大学でインテリアデザインを学び、帰国してからはインテリアや住宅関連の仕事に携わり、2008年に独立しました。このブログでは整理収納アドバイザーが片付けのヒントになるような、「目から鱗」のお話を伝えていきます。また、整理収納のセミナーも随時開催中です。